High Sierra の Boot Camp パーティション作成に失敗した場合の対処メモ

High SierraがプリインストールされているMacBook (Retina, 12-inch, 2017) を最近購入したので,前のマシンから移行アシスタント経由でデータをコピーした後,Boot CampアシスタントでWindows用のパーティションを切ろうとしたのですね。すると,十分ディスク容量があるにも関わらず,

ディスクにパーティションを作成できませんでした
ディスクのパーティション作成中にエラーが起きました。ディスクユーティリティを実行してエラーを確認し、修正してください。」

なんてエラーが表示されて先に進まないではないか〜。リカバリーモード(Command + R)で起動して,ディスクユーティリティでディスクをチェックするも特にエラーは見つからず,OSの再インストールもやむなしかと思い始めていた矢先…High Sierraではローカルスナップショットなるバックアップ機能がTime Machineを有効化している常時動いているとの情報を見つけ,手動でスナップショットを削除してみたところ…今度は無事Boot Campのパーティション作成に成功!

※ローカルスナップショットは,以下のコマンドで一覧表示でき,deletelocalsnapshots の引数を取ることで個別に削除可能です。

$ sudo tmutil listlocalsnapshots /

# ローカルスナップショットが存在する場合は,以下のような履歴が表示
com.apple.TimeMachine.2018-01-13-212646
com.apple.TimeMachine.2018-01-13-223751
com.apple.TimeMachine.2018-01-13-234111
com.apple.TimeMachine.2018-01-14-004026
com.apple.TimeMachine.2018-01-14-035059

# スナップショットは,以下のコマンドで削除可能(タイムスタンプの部分は適宜変える)
$ sudo tmutil deletelocalsnapshots 2018-01-14-035059

ただ,大量にスナップショットが保存されている場合,一括削除する方法はよく分かりませぬ。

Appleは,このあたりでディスク残量が減ったら自動的にローカルスナップショットも削除されるから問題ないとか言ってるけど,パーティションが切れない不具合を引き起こしている以上,手動で無効化する手立ては用意してほしいものですな。Sierraまではコマンドラインで無効化できたけど,High Sierraからは当該オプションが削除されてしまっているようだし…。

暗号化AFPSのパフォーマンス低下に加え,なにかとバグだらけなHigh Sierraに辟易している当方デシタ。

2017年自腹購入ガジェットれびゅー

毎度年末恒例(?)の今年購入したガジェット関係の使用感やら買ってよかった度などを超個人的な視点からゆる〜くレビューします。

OSMO Mobile:3月

スマートフォン対応のスタビライザ(ジンバルってやつ)。自撮り棒みたいなこれにスマホを取り付けて動画撮影すると,あーら不思議,ドローンの空撮のように手ぶれが完全になくなったヌルっとムービーが撮れてしまうンですね。歩きながら撮影するとさすがに上下の震動はなくならないものの,細かな手ぶれが劇的に解消されるので,一見プロの撮影機材で撮ったように見えてしまうかも。私はiPhone 7を取り付けて撮影してみましたが,補正効果は絶大な反面,トータル重量がそれなり(本体約500g+スマホ分)なので長時間撮影すると腕が疲れるのと,ジンバル自体のバッテリーがそれほど長くは持たないので,終日撮影するのであれば替えバッテリーが必要になるのは×。しかし,それらのデメリットを補って余りある効果があるので,きれいな動画を残したい向きには一本あると重宝するでしょう。

買って良かった度:85点

eufy HomeVac Duo:3月

スティックタイプの充電式掃除機。モバイルバッテリーで有名なAnkerが別ブランドで展開している家電のひとつ。セールで1万を切っていたので買ってみました。コードレスタイプの掃除機は吸引力があまり強くない印象があったけど,この掃除機はコード式のものと遜色のない吸い込み能力がある印象を受けました。稼働時間も一般的な家屋なら充分(強24分,弱60分らしい)で,しかもボタン一つでハンディクリーナーにも様変わりする便利モノ。と,いいこと尽くめのように見えますが,サイクロン式掃除機の宿命というか,よく吸い取るけどフィルタの掃除が面倒なのはザンネン。また,普通の掃除機のように,先端を外してホースだけで吸引することができないので,部屋の隅のゴミが取りにくいのも弱点ですな。とはいえ,この価格でこれだけの性能を発揮できるのであれば,製品としては○だと思いますねー。

買って良かった度:80点

WD My Passport :4月

作業用のストレージが2TBほどに膨れあがり,TimeMachineバックアップがすぐに一杯になるので,大きめの外付ハードディスクを調達しました。当方,どちらかというと海門よりWD派なので,ACアダプタ不要なドライブを探したところ,4TBの大容量ディスクが製品化されているのを知り,購入してみました,使い勝手は今まで使っていたWD Elements 2TBと変わらず。個人的にはデザインがあまり好みではありませヌが,バックアップ用ゆえ,一度設置したら持ち運ぶこともないのであまり気にならないかな。3.5インチハードディスクにありがちな駆動音も振動も2.5インチだとなくて,Read/Write 速度もそこそこなので,まぁ可もなく不可もなくということで満足しておりまする。

買って良かった度:80点

Anker PowerCore Slim 5000:4月

わずか数年でモバイルバッテリーメーカーの雄となったAnkerの薄型バッテリー。このタイプは,リチウムポリマーなのかな。スマホと重ね合わせて使うことを想定しているらしく,ともかく薄い。重量も120gを切っているので,鞄に入れてても気にならない重さは○。iPhoneユーザーであれば,Quick Charge非対応でも問題ない(元々本体が対応していないので)し,一日乗り切るぐらいのバッテリーであればこれぐらいの容量で充分なので,一本持ってても損はないかも。

買って良かった度:90点

PIXELA Station TV:4月

iOS対応のLightning差込式地デジチューナー。挿すと視聴アプリを自動的が立ち上がるので手間いらずですが,この手のチューナーの宿命というか非常にピーキーな受信感度。フルセグにも(一応)対応しているのですが,相当神経質に向きを固定しないとすぐに受信不能になってしまいますね。ワンセグはまだ感度的に緩いものの,iPadで視聴するには画質が低すぎるし,Lightning端子の“出っ張り”短すぎてケースを付けた状態では刺さりづらく,延長ケーブル(こういつヤツ)が別途必要になったりと,思いのほかハンドリングがわるく,気がついたら使わなくなってしまいましたとさ(苦笑)。

買って良かった度:30点

MacBook Pro (15-inch, 2016):6月

3年以上使ってきたMac Book Pro (Retinam 15-inch, Late 2013) の内蔵ストレージの残容量がギリギリになってしまい,不要不急データを外部ストレージへ待避するも取り回しがくるしくなってきたため,Appleの整備済製品(初期不良で戻ってきた製品を修理し,通常の製品保証をつけて販売しているもの)で2016年モデルの特盛に買い換えました。第一印象…外部ポートがUSB-C…じゃなかったThunderbolt 3ポートとAUDIO IN/OUTだけになってさらに薄くなってる〜。全ポートがUSB-C形状になったため,従来のUSB機器を繋ぐには,変換アダプタを取り付ける必要があり,結局不格好になってしまうワケですが,まぁ将来的には外部機器もこのポートに集約され,スマートになるのかな?! Thunderbolt 3とUSB-Cはポート形状だけでは区別ができず,またポートがUSB-Cでも,USB2.0/3.0/3.1と規格が分かれていたりするため,ユーザーにとっては(一時的とはいえ)意味不明な規格だらけで不便極まりないですな。MacBook Proにハナシを戻すと,話題の(?)Touch Barは,アプリ側でまだあまり活用されていないな,といった印象を受けました。純正外付キーボードにもTouch Barが内蔵されれば,もっと対応アプリが増えるのかも知れないケド,タッチパネルは従来のファンクションキーのように見ないで押すことが難しいため,ボタンを押したときの何らかの物理フィードバックが欲しいと思いますね。あと,円安の影響かもしれないけど,本体高い〜。今回は新古品だったのでまだ予算を抑えられたものの,新品で特盛(フルスペック)で40万越えはどうかな,と。また,メモリはそろそろ16GB打ち止めではなく,MAX 32GB以上を目指して欲しいところ。次のモデルでメモリの上限が上がったら,早々に買い換えるかも。メモリやストレージはマザボ直付けなので,自分で交換できないのも×ですな。
ちなみに購入後3ヵ月でキーボードが一部反応しなくなり,修理工場送りになってしまいますた。戻ってきたら,キーボードの印字が2017モデルと同等になってしまったのはご愛敬。

買って良かった度:80点

BOSE SoundLink Revolve:7月

Bluetooth対応スピーカー(モノラル)。一見,今年話題になったスマートスピーカーのようにも見えるけど,この機種にはそのような機能はありませぬ。正確にはこの製品は自腹で買ったわけじゃなく,Amazon先生のキャンペーンに当たっていただいちゃったのです。野外で使用することを想定しているらしく,バッテリー内蔵で防水仕様なのですが,デスクの横に据え置きで使用しているため,それらの機能は活用できていなかったり。タダでもらっておきながらアレですが,可もなく不可もなくボーズ音質を楽しめる中道スピーカーといったところでしょうか。2本揃えるとステレオで鳴らすことができるようだけど,単独ではモノラルになってしまうため,音質重視のモバイルスピーカーを所望するのであれば,同じボーズでも,“SoundLink Mini”の方がいいかも(旧モデルを持っていたけど,同僚にあげた)。

買ってもらって良かった度:85点

10.5インチiPad Pro Wi-Fi + Cellular 512GB + Smart Keyboard:7月

去年iPad Pro 9.7インチを買ったばかりにも関わらず,新型をゲットしてしまいました。いやー,Smart Keyboardがようやく日本語配列に対応したと聞いたからね。ディスプレイまわりも狭縁化したおかげで,9.7インチから画面サイズは大きくなったものの,本体サイズはそれほど変わらずに済んだのは○。目下,最強のブックリーダーになっております。ATOKが外付キーボードで使用できないといったOS側のどうにもならないザンネン仕様はあるものの,本体側はこれといった弱点もなく,発色もよく,朝から晩まで一番よく使用しているガジェットになりますね。

買って良かった度:95点

AirPods :8月

昨年末に発売されたものの,長らく在庫払底していて,入荷してもすぐに蒸発するともいわれるマボロシの“AirPods”がようやく店頭に並んでいたので,購入しました。本体ケースを開けるだけで,手持ちのiPhoneと速攻でペアリングでき,耳から外すと自動的に再生停止するといったいかにもAppleらしい“おもてなし”感満載のイヤホンです。音質もこの手のワイヤレスイヤホンとしては上出来だと思うし,左右の遅延を全く感じさせない作り込みはさすがですな。ただ,ワタシの耳の形状に問題があるのか,走った際に何度か耳から飛んでいきそうになったのが気になったかも,また,イヤホン自体がツルツルで,滑りやすいため,もう少しグリップを付けてくれた方が助かりますね。

買って良かった度:90点

RICOH THETA S :2月
RICOH THETA V :9月

全天カメラ。今年になって対抗機種も充実してきましたが,長らく唯一無二の存在であったRICOH THETAの上位機種を入手しました。まず2月にTHETA Sを買い,使い倒した後,秋に画質が大幅に向上したTHETA Vが発売されると聞き,うっかりポチッとしてしまいました(苦笑)。使用感は…THETA Sはレスポンスも良好でスマホ連携のコンセプトもまぁ理解できる仕様でありましたが,THETA Vの方がね…たしかに画像や動画はきれいになりましたが,なんかレスポンスがわるいンですよ。どうも,OSにAndroidを採用したらしく,サードパーティによる機能拡張が可能になったとのことだけど,基本的な動作が前機種よりもモッサリするのはどうかな,と。ファームウェアのアップデートが何回か行われ,かなりマシにはなったものの,iPhoneのアプリ側から撮影しようと思ってもなかなか認識しなかったり,シャッターを押せるようになるまで相当時間がかかったり,とソフトウェアの作り込みの甘さを感じてしまうこともしばしば(エラソーにスミマセヌ^ ^;)。
撮影サンプルをいくつか置いているので,気が向いたらどうぞ(すべてTHETA Sで撮影したものです)。

買って良かった度:80点(THETA S)/60点(THETA V)

CalDigit Thunderbolt Station 3 :9月

Thunderbolt 3対応Dock。USB-C,USB Type-A,eSATA,Ethernet,DisplayPort,AUDIO IN/OUTと,これでもかいうぐらい外部端子が付いてます。Thunderbolt Stationは初代から買っていて,今回で3代目(台目)になりますが,本機種はUSB-C経由で給電までできるスグレモノ(しかもMacBook Pro 15インチの85W給電にも対応)。その代わり…といってはナンだけど,ACアダプタが笑えるほど巨大化。かつてのPowerMac G4 Cubeのそれを彷彿とさせるぐらいにデカい。とはいえ,基本的にこの手のDockを持ち運ぶことはあまりないだろうから,個人的にはUSB給電対応のメリットの方が大きいと思うので,(ACアダプタの)置き場に困らなければアリかなと。

買って良かった度:90点

HAL パソコンミニMZ-80C :10月

往年のMZ-80Cをモチーフにしたエミュレータ。中身はRaspberry Piです。ソフトウェアハウスのHAL研究所が発売した久しぶりのハードウェア。外見はMZ-80Cのミニチュアそのものですが,ソフトウェアの再現性が極めて高いのが特徴。個人的には,これらのホビーパソコンの世代から10年ぐらいズレているため,当該機種にはそれほど強い思い入れはないけど,今の40〜50代のマイコン少年にとっては,きっとよい酒の肴になることでしょう(笑)。

買って良かった度:70点

TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB :10月

USB-Cポート2基使用するポータブルDock。SDカードスロットやUSB Type-A,USB-C,PD給電に対応したThunderbolt 3ポートを備えています。スペースグレイの本体色とビミョーに色が違うように感じられるけど,持ち運びの際にあると大変便利。というか,このような機器に頼っている時点で,すべてをUSB-C(Thunderbolt 3)でまかなうにゅーMacBook Proのコンセプトが崩壊しているような気も。

買って良かった度:85点

ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン :11月

でたー。オッサンホイホイなガジェット本丸,ミニスーファミ。思い出補正も加えても,箱から本体までぱねぇ再現性(笑)。昨年発売されたミニファミコンとは異なり,コントローラは当時と同サイズなのもプレイする上では◎。収録21タイトルにはいろいろと異論はあるだろうけど,当時マーケティング上の事情で発売中止となった“スターフォックス2”が収められたことに,歓喜した人も多いのでは。じっくりプレイしている時間がないため,もっぱら観賞用となっておりますが,D論が片付いた暁にはゆっくり楽しんでみますかねー。

買って良かった度:90点

2016年に買ったデジタル系ガジェットもろもろ

ここンところ,年に1・2回程度しか更新しない超スロー運転なブログになってしまいましたが,大晦日の今日,2016年を振り返る意味で,今年購入したデジタル系ガジェットについてチト語りたいと思います(笑)。

NEC Aterm MR04LN:1月

LTE対応モバイルルータ。デュアルSIMスロットで,キャリアを切り替えながら使うことができるけど,切替時に本体の再起動が必要になるのがすこし難点。前モデルの“MR03LN”という機種も持っていたのだけど,異様にバッテリー蓋が開けにくい仕様が本モデルで改善されたのは○。でも,LTE-Advancedという次世代LTE規格(?)に対応したものの,体感速度は前モデルとあまり変わらないような気が…(じゃあ,なんで買ったのとツッコまれそうだけど^ ^;)。

買って良かった度:75点

WD Cloud:2月

パーソナルNAS。RAID構成ではなく,管理ソフトもシンプルなので,ホームユース用の簡易ファイルサーバといった趣だけど,スマホ向けアプリからインターネット越しにVPNを張らずにファイルアクセスができるので,試しに買ってみました。以前は,“PogoPlug”という同じくパーソナルNASもどきを使っていたのだけど,メーカーが新製品を出さなくなり,(スマホアプリの出来はまあまあだったものの)肝心の本体の安定性があまりよくなかったので代替品として調達した次第。自宅では,4ベイのQNAPも使っているのでファイル置き場としての必要性はそれほど高くなかったものの,スマホから音楽や動画ファイルへ簡単にアクセスできればいいなーとの期待があったのですね。ただ…如何せんおそい&おもい〜。しかも,スマホアプリの出来もイマイチだったので,ファイルサーバとしての用途は早々に諦め,けっきょくただのTimeMachineディスクになってしまったとさ(苦笑)。

買って良かった度:50点

Mac mini (Late 2014):3月

自宅鯖として使ってきた Mac mini (Early 2009) のファンから急に異音がするようになり,またスペック的にもそろそろキツくなってきたので,中古のMac mini (Late 2014)を調達しました。いつもは特盛スペックにしてしまうのだけど,急な出費が続いておサイフが少々アレだったので,Core i5のメモリ8GB & 1TB HDD構成のミドルモデルでガマン。メモリは後から増やせればいいかーと思ってたものの,よりによってこのモデル,マザボに直付けで後から増設不可なんですよね〜。ただ,ハードディスクの交換は(保証がなくなるものの)物理的には可能なので,250GBのSSDに換装してみました。Mac miniのバラシは慣れればそれほど難しくはないけど,ネジの長さがバラバラで意外とメンドウかも。

買って良かった度:80点

MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016) :4月

自宅のメインマシンにMacBook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013) を使っているのだけど,2kg強の重量は持ち運びに適しているとは言い難く,少々腰を痛めてしまったこともあって,出先でのモノカキ用に購入しました。レチナMacBookの初代モデルは見送ったけど,手にしてみると,いやーこの質感はなかなかそそられますな。そしてなんたって薄い&軽い。プロセッサはCore Mでぶっちゃけそれほど強力な石ではないけれど,グラフィック系のソフトでなければ,実用的な速度で動きますね(macOSよりもBootcampで起動したWIndows 10の方が快適な速度で動くようにも感じられるけど^ ^;)。個体差なのか,バッテリーの充電可能な容量が最初から100%を切っていたのはすこしザンネンだったけど,モバイルバッテリーで駆動時間を延ばせるのは◎。USB-Cポートが1基しかないのも,Lightning 1ポートなiPadと同じと思えば運用でカバーできる,かな?!

買って良かった度:90点

Beats Solo 2 Wireless :4月

Bluetoothワイヤレスヘッドホン。正確にはこの商品は買ったわけじゃなくて,MacBook購入時の学生向けキャンペーンでもらったもの(もちろん社会人院生も学割は適用されるのだー)。これまで,BOSEのAE2wというヘッドホンを使ってきたのだけど,それと比べと圧倒的にスタイリッシュ…だね。音も,多少漏れるけどわるくないし。ただ…耳に対する側圧強し! 個人差が大きいとは思うけど,正直,15分で耳が痛くなってしまいますね。というわけで,常時使用はきびしく,現在お蔵入り中デス。

買ってゲットして良かった度:60点

Apple TV(第4世代) :6月

tvOS内蔵のあぽー製セットトップボックス(といったらいいのかな?)の新型。前モデルよりも厚みが増したものの,iOSと同様,アプリの追加が可能となり,かなり使い勝手が変わりましたね。また,WiiリモコンもどきなSiri Remoteが同梱され,たとえば動画の巻き戻しや天気を調べたりといった操作も音声で可能に。便利っちゃべんりなのだけど,さいきん家庭用ゲーム機の電源をあまりいれなくなったよーに,手元にタブレットがあるにも関わらずワザワザTV上でSiri Remoteを操作してまでやりたいことって意外とないことに気がついたりも(汗)。というわけで,稼働率は今のところあまり高くありませぬ。

買って良かった度:75点

Bose QuietComfort 35 :6月

ボーズ製Bluetoothワイヤレスヘッドホン。AE2wやQC25譲りの至高のフィット感。これをつけると,Beats Solo 2 Wirelessはちょっとキツいなー,と思うコト芝々(←ワザと)。そして,ノイズキャンセリングが実によく利く。夏の間,近隣でずーとマンションの建設工事が行われていて騒音がひどかったけど,このヘッドホンで乗りきりました(ただし,暑いときに蒸れるのはやむなし)。ノイキャン&ワイヤレスなオーバーヘッドタイプのヘッドホンとしては,個人的には2016年のベストかなと思います。もっとも,デザインや質感はBeatsと比べると高くなく,音もあまり個性はない(でもボーズなのでハズレはない)といったところだけど,ワイヤレスと軽さは正義!といったところでしょーか。

買って良かった度:95点

iPad Pro 9.7inch(Wi-Fi + Cellularモデル) :7月

これまで2年程使ってきたiPad Air 2のバッテリーがヘタってしまったので購入。iPad Air 2でも速度的にはそれほど不満は無かったものの,256GBモデルが出たので,恒常的に容量不足な身としては助かりましたね。ついでにApple Pencilも入手したけど,ザンネンながら絵心がないので,ペンタブ用途としては使いこなせてはおりませぬ。ファーストインプレッションとしては…iPad Air 2と変わらねー。サイズも重量もほとんど変化はなく,ディスプレイも色空間が広がったようだけど,むしろ黄色系の液晶(いわゆるにょー液晶)になってしまい,個人的にはややザンネンな気も。ただ,パワフルかつMacBook Airに匹敵するストレージ容量なので,ちょっとした作業ならこの一枚で充分という安定感と安心感はありますね。日帰りの外出時はiPad Pro(とiPhone)しか持ち歩かないことも多くなったし。というわけで,サプライズ要素はあまりなかったものの,同時にハズレ要素も少ない盤石モデルかと。

買って良かった度:80点

SanDisk Extreme 500 480GB :9月

USB 3.0接続の外付けSSD。これまで,Freecom製の256GB SSD(mSSD)を使ってきて,持ち運びしやすいサイズ感とデザインには満足していたものの,容量が段々きびしくなり,サンディスクの“Extreme 500 480GB”を購入しました。ホントはmSSDの512GB版があればよかったのだけど,メーカーが日本市場から撤退してしまったため,後継機種が存在せず,やむなく別の製品を探した次第〜。国内流通の正規品はチト高いのでアマゾンで並行輸入品を買ったけど,今のところ特に問題はないですね(壊れた場合の保証はないケド)。USBポートのゴムキャップがややヤワに感じられるのと,縁取りがラバーコートなのでそのうち劣化したらベトベトになるのかなというのが気にはなるものの,速度&ポータビリティには不満はありませヌ。

買って良かった度:85点

iPhone 7 256GB ジェットブラック  :10月

iPhone 3Gから延々毎年のように機種変してきた信者wですが,さすがにiPhone 6sあたりになると変化が感じられなくなり,初めてスキップしてしまいました。だけど,iPhone 6のバッテリーがヘタってこれ以上使い続けるのが難しくなったため,iPhone 7 256GBの漆黒(ジェットブラック)を買っちまいました。いやー,あぽーすとあの実店舗に行くと,蒸発したとか言いながらも在庫がたまたまあったンですよ。使い勝手は…正直iPhone 6と変わりないものの,FeliCa対応…というか,モバイルSuicaの便利さはネ申認定。都心部で生活している人は,これだけのためでも買う価値はあるんじゃないかなー。ただ,ジェットブラックである必要はなかったかな。TPUケースをつけるとすぐ空気が入ってまだらになるし,なんて傷のつきやすいガラスハートな筐体なのよ,と。買った初日のうちにうっすら線のような傷が入ってしまいました…。ま,防水仕様だし,あきらめて多少ラフに使った方が精神衛生的にもいいのかもね。

買って良かった度:90点

2015年に買ったデジタル系ガジェットもろもろ

今年は休日も大学院関係の作業に時間を割かれることが多くて,ブログをほとんど更新できなかったため,年末ギリギリの今日,2015年に買ったガジェット関係を徒然なるままにしたためマス。

Seagate Archive HDD 8TB ST8000AS0002

海門は,ST3000DM001といふ50%以上の故障率(※当方経験に基づく)を誇るゴミハードディスクを以前大量に掴まされたことがあったため,金輪際近づくマイと思っていたものの,8TBという大容量かつサーバクラスのMTBFというスペックを聞きつけ,つい5枚ほど買ってしまいました。結果は…今のところ良好。「瓦記憶」方式という若干無理矢理感のある手法でデータを記録するため,ランダムライトが極端に苦手という特徴があるものの,一旦書き込んでしまえばそこそこの速度で読み出すことができるため,あまり頻繁に書き込まない長期保存用のデータの格納ストレージには向いているようです。RAID10で使用中ですが,今のところ故障もなく連続稼働でちゃんと動いてますね。

CalDigit Thunderbolt Station 2

Thunderbolt回りの周辺機器で実績のあるCalDigit社から,新型の拡張ドックが発売されたので,「評価」のため調達〜。旧型Thunderbolt Stationと比べると,厚みは増したもののフットプリントは小さくなり,縦置きも可能になりました。また,eSATAポートが新たに2ポート加わり,USB 3.0もフルスピードの5Gbps出るようになったため(※旧型は2.5Gbps止まり),ようやくThunderbolt 2のポテンシャルをフル活用できるようになったかなーと思います。ACアダプタは相変わらず大きめなものの,本体は質感もよく◎です。

Transcend JetDrive Lite 256GB

MacBook Air/ProのSDカードスロットは,通常のSDカードの半分ぐらいの奥行きしかないため,挿しっぱなしで持ち運ぶとSDカードを折ったり無くしたり,最悪本体側を壊しかねないンですな。そこで,スロット側の奥行きに合わせた専用のSD互換カードが複数のメーカーから出ているのだけど,その中でもTranscend社から最大256GBのカードがリリースされたため,容量不足に悩むMacBook Pro 15インチユーザーの当方は発売日に即買いしてしまった次第デス。速度は,SDXCカード相当なので決して「速く」はないものの,iTunesのデータ置き場などに使う分には申し分ないスペックですね。問題はと言えば,使わなくなった前モデル(128GB)の再利用法が見つからないという点かな。SDカードよりも背が低く,また最後まで押し込んで抜けなくなるのを防止するツメが付いていることから,一般的なSDカードスロットには逆に挿さらないという弱点が(苦笑)。しかも,誰かにあげるにも,MacBook Air,Pro 13インチ,15インチモデルごとに奥行きが違うものだから,同じ機種を使っているユーザーにしか譲れないという少々困ったちゃんなんですな(もちろんこの製品がわるいわけじゃないのだけどね)。

Netatmo Welcome

顔認識機能&人感センサー付きホームカメラ。動作物がカメラの前を横切ると,スマホにプッシュ通知して,一定時間内蔵のMicro SDカードにも自動記録してくれるシロモノ。とある経緯で私が管理することになった倉庫兼アトリエの無人監視用途に使ってます。
撮影内容(動画)は,Firewallの設定を特にしなくても外部からアクセス可能(もちろん要認証)で,PCブラウザまたはスマホの専用アプリから見ることができます。カメラの感度も高く,真っ暗な夜間でも室内の様子がハッキリ分かるのには割と驚いたりも。問題点は,ちょくちょくネットワーク接続が切れるのと,本体が結構熱を持ち,夏場は思わず「熱っ」と手を離してしまうほどにヒートアップする点かな。

Apple Magic Mouse 2 / Magic Trackpad 2 / Magic Keyboard

突然リリースされたあぽー純正マウス,キーボード,トラックパッド。キーボードやらマウスやらは相当数もっているので,今すぐに買い足す必然性はそれほどなかったものの,従来の純正マウスやキーボードは割と電池が切れやすく,1ヵ月に1回ぐらいの頻度でニッケル水素電池を交換するのがメンドウだったため,まずはレビュー用に所望した次第。結論を言えば,マウス△,トラックパッド○,キーボード◎といったところでしょーか。マウスは内蔵バッテリー化された以外の使い勝手は旧型と全く変わらず,新鮮味なし&充電時にワザワザ本体をひっくり返してケーブルを挿さないといけない謎仕様にイマイチ萌えな…しっくりこなかった次第。一方トラックパッドは,MacBook 12インチモデルに先行投入された感圧タッチ機能が使えるようになり,加えてクリックフィードバックがハッキリ付くようになったため,割と「楽しく」使えてます。問題は,当方お気に入りの“Crispy Backboard”に収まらなくなった点でしょーか。キーボードは,今回リリースされた純正デバイスの中では,一番アタリだったかな。薄型&軽量化され,iPad用外付キーボードとしても使いやすくなり,キータッチも浅ストローク&強めのキータッチ感が個人的には気に入ってます。とはいえ,このあたりは人によって好みが分かれるので,購入を検討されている人は実際に店頭で試し打ちしてみた方がいいでしょうね。

今年の拙者的ワーストプロダクト

今年も残すところあと3日となりましたが,皆さまご盛栄のこととお喜び(以下省略^ ^;)。

さて,4月から社会人大学院生の身となり,テツ旅に出たりなかなかじっくりガジェットをいじる時間も取れない感じですが,合間合間にちょこちょこ無駄使い…もとい身銭を切ったIT関連製品のれびゅー(?)などを行っている次第で,今年いっちばん激おこ(死語)だったのはですねぇ…海門の3TBハードディスク“ST3000DM001”←おまえじゃー(苦笑)。一体何台壊れるんだというぐらい,毎月のようにお亡くなりになりまして,現時点で6台昇天しましたよ(元はこのあたりで買ったヤツね)。以前よりあまり評判のおよろしくないドライヴではありましたが,同型ディスク所有数12台に対し6台とは…故障率50%! しかも,OEMで供給されている外付ドライブ内で壊れてしまうと,RMA(製造元による返品保証。一般的には出荷後2〜3年間有効)が効かず,そういう製品は大抵皮(=筐体)が1年保証なので中身も同じく無償交換NGで,結局ナキネイリするしかないンですわ。いい具合に1年と2ヵ月ぐらいでタイマー発動しやがるし〜(T-T)。

…というわけで,RMAが効くものについては,都度リファビッシュ品と交換してもらうもブロークン頻度高杉で追いつかず,けっきょく今はWD REDの4TB(WD40EFRX)に鋭意移行中でアリマス。円安もあってハードディスクも高値が続くけど,こればっかりは仕方ないからね…。まぁせめてもの救いは,致命的なデータ消失の自体には至らず,よくもわるくもミラーリングバックアップとRAIDの効果&重要性を実感した一年でありました,とさ。

P.S. ちなみにブービー賞は,芝の2.5インチキワモノハイブリッドHDDこと“MQ01ABD100H”。1TBの2.5インチハードディスクに8GBのSSDを混載し,リード・ライト時のキャッシュ代わりにフラッシュメモリを使うことで,HDDのボトルネックを解消しつつ,単体の1TB SSDよりも価格を抑えた製品なのだけど,コチラも1年そこらでご退場(=故障)とあいなりますた。壊れてから知ったんだけど,RMAやってないんだよね,芝は…。