サーブ340乗り納めフライト

スウェーデン サーブ社(と米フェアチャイルド社)が開発した双発ターボプロップ旅客機サーブ340(SAAB 340B)が年内に国内から全機退役するとのことで,最後の1機となった2021年の晩秋に札幌→釧路間を乗り納めに行ってきました。

札幌市内にある丘珠空港。主に道内を結ぶ。

到着した北海道エアシステム(HAC)のSAABを送迎デッキから撮影。滑走路方面が網で被われてしまい,撮りづらい…(2001年に訪れたときは何にも覆いがなかったんだけどね)。

こちらが後継機となるATR 42。無骨というか,SAABやQ400のような流麗感がないんだよなぁ(※個人の感想です^ ^;)。

今や少なくなってしまった徒歩での搭乗。テンションが上がる(笑)。

1・2配列の座席。A席は窓側でもあり,通路側でもあるという貴重な配列。

離陸前に窓外を眺める。

この日は天候があまりよくなく,ずっと雲上飛行(シートベルト着用サイン常時点灯)でした。ゆえに機内サービスもなく…。

釧路空港着。16時台ですが,日も暮れてしまいました。これにて,お名残フライト終了。

釧路もこの日は気温が意外と高かったようでした。

キリッと引き締まったフロントフェイスが魅力的なサーブ340でしたが,サーブ社が民間航空機事業から撤退したため,後継機種が導入されることなく,国内29年間(HACでは23年間)の活躍に幕を下ろしたのでした。

SAAB340B個人的お名残フライト[丘珠−釧路]  (HAC OKD-KUH) [2021年11月19日撮影]

SAAB340B&ATR 42到着風景@丘珠空港 (HAC SAAB340B & ATR 42 at Okadama Airport) [2021年11月19日撮影]