JR全線完乗達成しました

1997年乗車分から記録を付け続け,足かけ24年かけて本日ついにJR全線乗車(完乗)を達成しました! 延べ19,460.4kmの旅の終わりは羽沢横浜国大前駅で,最後まで残った路線は「相鉄・JR直通線」でした。
いやー,本当に長かった。途中,社会人大学院へ進学したためテツ道趣味を一時封印していた時期があったり(2014〜2018年),その後コロナ禍で旅しづらい世の中にもなったものの,一時的に落ちついた晩秋の今日,フィニッシュしてきた次第です。
乗りつぶしをはじめた頃は夜行列車もそれなりに残っていて遠方にも鉄道でアクセスしやすかったのですが,2000年代後半からブルトレが相次いで廃止され,おまけに整備新幹線の開業で在来線の三セク化が進んでしまい,すっかり在来線でテツ旅しにくい時代にもなってしまいました(周遊きっぷもなくなってしまったし…)。今から全線乗りつぶしをはじめたら,東北の日本海側とかはアプローチしづらくて大変だろうな,と思ったりも。
エピソードはいろいろあるので,また機をみて紹介していたければな,と思います。

ちなみに,私鉄乗りつぶしの方は関東を中心にまだ1,120kmほど残しているので,こちらも継続して進めねば(笑)。また,来年は西九州新幹線(長崎新幹線と呼ばれていたアレ)の開業などが続き,完乗達成後も「防衛戦」が続きそうです。
はやく,誰もが気兼ねなく旅できる世界が戻ってくることを願っています!

サーブ340乗り納めフライト

スウェーデン サーブ社(と米フェアチャイルド社)が開発した双発ターボプロップ旅客機サーブ340(SAAB 340B)が年内に国内から全機退役するとのことで,最後の1機となった2021年の晩秋に札幌→釧路間を乗り納めに行ってきました。

札幌市内にある丘珠空港。主に道内を結ぶ。

到着した北海道エアシステム(HAC)のSAABを送迎デッキから撮影。滑走路方面が網で被われてしまい,撮りづらい…(2001年に訪れたときは何にも覆いがなかったんだけどね)。

こちらが後継機となるATR 42。無骨というか,SAABやQ400のような流麗感がないんだよなぁ(※個人の感想です^ ^;)。

今や少なくなってしまった徒歩での搭乗。テンションが上がる(笑)。

1・2配列の座席。A席は窓側でもあり,通路側でもあるという貴重な配列。

離陸前に窓外を眺める。

この日は天候があまりよくなく,ずっと雲上飛行(シートベルト着用サイン常時点灯)でした。ゆえに機内サービスもなく…。

釧路空港着。16時台ですが,日も暮れてしまいました。これにて,お名残フライト終了。

釧路もこの日は気温が意外と高かったようでした。

キリッと引き締まったフロントフェイスが魅力的なサーブ340でしたが,サーブ社が民間航空機事業から撤退したため,後継機種が導入されることなく,国内29年間(HACでは23年間)の活躍に幕を下ろしたのでした。

SAAB340B個人的お名残フライト[丘珠−釧路]  (HAC OKD-KUH) [2021年11月19日撮影]

SAAB340B&ATR 42到着風景@丘珠空港 (HAC SAAB340B & ATR 42 at Okadama Airport) [2021年11月19日撮影]