最後のJR急行列車はまなす号乗車&札幌市電ループ化工事の状況を見てきた

来春の北海道新幹線の部分開業に伴い,札幌〜青森を結ぶ寝台急行はまなす号の廃止が報じられました。はまなす号は,国内では今や貴重な機関車牽引の客車列車もさることながら,JR線を走る定期「急行」列車の最後の生き残りでもあり,来春のダイヤ改正時に新しい急行列車が設定されない限り,JR線を走る急行は全廃される見込みです。
…というわけで,廃止まではまだ半年弱あるものの,偶然札幌に行く機会のあった9月下旬に,最初で最後のはまなす号の惜別乗車をしてきました。また,ついでに札幌の路面電車のループ化工事の進捗状況も「見学」してきた次第です。

札幌駅前と大通公園にて。北海道とはいえ,9月なのでさすがにまだ寒くはないですね。

ループの接点となる西4丁目電停付近にて。

サイドリザベーション(歩道側に寄せて軌道を敷設し,上下線どちらも信号を渡らずに乗車可能な方式)で工事が進む狸小路電停(※新設)付近。

こちらは既存のすすきの電停と接続する付近の工事状況。

札幌駅に戻り,はまなす号の入線を待つ。道内夜行列車の全廃などもあり,ホームに掲げられた優等列車の案内プレートも随分減ってしまいましたな…。

ブルートレインではないものの,往時の寝台列車を思わせる急行はまなす号。今日は電源車用に14系客車も連結されていました(ドアは封鎖)。

ミニラウンジと,座席車(指定席,自由席)の風景。普通席ながら,指定車「ドリームカー」の座席はグリーン車相当。

今回はB寝台上段を取りました。国内で開放式寝台車に乗る(乗られる)のもこれが最後だろうな。寝台の狭さも含め,何もかもが昭和後期な雰囲気。

夜明けの外ヶ浜を疾走する。

終点青森駅着。7時間半の旅もこれにておしまい。

来春からは北海道新幹線で青函が結ばれるようになりますが,青森から函館まで移動するために,在来線→新幹線→在来線と2回も乗り換えなくてはならず,運賃は2千円以上値上がりし,果たして便利になったと言えるのか疑問ですね…。

貝塚線で引退迫る西鉄313形に乗ってきた

日本初のモノコック構造の車両にして“還暦”を迎えてなお走り続ける西鉄貝塚線313形電車もついに来年1月に引退することが決まり,運行終了を記念して往年のベージュ&マルーンに塗り直されて走っていると聞きつけ,久々に貝塚線に足を伸ばしてきました。

貝塚駅の改札を通ると,運良く目の前にリバイバルカラーの313形が止まっているではないか〜。

 大手私鉄のクルマとは思えないアナログ感満載な運転席と高架区間を走る車両のギャップが面白い。

車内の様子。大きな片開き扉の車両も西鉄電車では最後かな。

 西鉄新宮駅着。往年の旧社紋も再現されてますね。

2007年の部分廃止以前はこの先(西鉄新宮以東)も津屋崎まで線路が続いていたのだけど,跡地に家が建っていて廃線跡がよく分からなくなっていました。

おまけ

貝塚駅の目の前にある貝塚公園には,レアな車両やら飛行機やらが展示されています(だいぶん痛んでいるケド)。むかし公園そばのキャンパスに長いこと通っていたけど,よく考えると貝塚公園をじっくり散策したことがなかったな,と思いついでに足を延ばしてきた次第〜。